「計算機代数の基礎理論」長坂、岩根、北本、讃岐、照井、鍋島、共立出版, 2019.
- p122, line 1. 分離多項式の定義。前のページの line -2 で「一部の 」と文章的に書いている。数式を使うと、1 \neq \gcd(f,g) \neq f ということで良いか?
- p122, line 5. 「g(x)」は「分離多項式」としたい。line 14 の g(x) と、ここの g(x) は異なるので、ここで g(x) の文字を使いたくない感じがする。
- 同じ趣旨で3行目でも「g(x) として f-簡約多項式を扱った」は「分離多項式として f-簡約多項式を扱った」とか「f-簡約多項式を分離多項式に用いた」のように書きたい。
- 同じ趣旨で4行目でも「g(x) を無作為(ランダム)に」も「h(x) をランダムに」としたい感じ。ただ、h(x) は1line 16 まで出てこないので、書きづらいけど。文字を使わないで、「ランダムに与えた多項式を用いて分離多項式を探索する」のように書くことも可能かな。
- p122, line 16. 「任意の」。任意の... が ... を満たす、と読めてしまうと誤り。
- p122, line 23. 「それら」。2行上の h(x)^e-1 を指している。
- p123 の証明の最後の行。余事象を求めているところ、「\chi_i(h^e-1) (i=1,\ldots,k) の値がすべて等しく」なる確率を (1/2)^k と積で求めているが、i に関して互いに独立事象だということをどこかで示しているだろうか?