示野信一「演習形式で学ぶ リー群・リー環」サイエンス社
- 気がついた点
- p1, line -2. 「定数倍」。まぎれはないと思うが、「実数倍」という言い方もできる。
- p2, 図1.1. これもまぎれはないと思うが、図では$\mathfrak{t}$ が原点を通過していない。
(本文、p1, line -5 では、きちんとベクトル空間、と明言されているから大丈夫だとは思うけど。)
- p18, line1. 例題2.8(2) は (3).
- p20, 脚注。例題6.3は、例6.3。(それぞれ p90, 95 にある。)
- p42, 例題 3.15, $\mathfrak{p}_+$ の定義に $\operatorname{Tr}X=0$ の条件が不要。手間を惜しまず、
$\mathfrak{p}_+ = \{ X \in M(n,\mathbb{R}) : {}^tX =X, X$ は正定値, $\det X=1 \} $ と書く方が良い。
演習問題3.6 も同様。
- p61, line -5. 「正則な」は不要では?
- p66, 例題4.17(2). $J_n$ は p17 で登場したものと同じもの。そこでは、$f$ を $\omega$ と書いていた。
また、(2)の最後の行の $J$ は2カ所とも $J_n$.
- p96, line 6. $\mathbb{R}$ から$G$「の中」への群としての同型写像、、、
とした方がよい。(全射でないことがしばしばあるため。)
- p171, [5] は [9] と[10] の間。
- p172, [30][31] は逆。(佐武一郎の本がまとまる。)
- [8][34][40] の Springer は [6][7][35] と統一して Springer-Verlag.
- [40] のタイトルの各単語の冒頭は大文字。