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#calendar2(off)
- デザートとフロアの呼び名と自然数と
- アニュアルレポート
食後のデザート
アニュアルレポートを毎年書かないと行けないことになっている。
ナンバリングを自分で振れと言うことなのだが、それでは変更の度に間違いも起きやすいし(特に私)マクロを作っている。
見るとすぐ分かるように、バッティングしないようマクロ自体に自分の名前を入れている。
会食の終わりにデザートはいるかと聞かれたら、コーヒーだけで良いときは「coffee for me please」とか言うけど、いらないときは「none for me please」で、構文が全く同じで済む。
これはいらないというときに自分だけ目立たないし、とても楽だ。
日本語だと「私はコーヒーでお願いします」とか「私は無しでお願いします」とでも言う感じだろうか。
\makeatletter
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\makeatother
ヨーロッパでは普通、フロアは0階から数える。
一年ほど借りて住んでいたイギリスのアパートの部屋は 3rd floor right であったが、それは日本風(アメリカでも?)に言うと「4階右」になる。
確かに一階は靴のままで単純に道からドア(2枚だったりする)を隔てて向こう側が部屋なので、ground floor(地面と同じ階)だと言われれば、その通りである。
フランスであった会議で事務局は second floor にあると言っていたがそれは日本風だと3階であった。
もっとも主催者たちはちゃんと american third floor と注釈を入れていた。
爆笑が起きたけど。
ドイツでも、スペインでもそんなだったような(忘れました)気がする。
ただいつか忘れたけどイングランドの大学に行ったら floor を level と言い換えていた。
アメリカ英語を気にしているのかなという印象を持った。
日本を始めアジアからも留学生が山のように来ているし。
Burbaki は自然数を0から始める。
0のたし算やかけ算などを展開し、0が数学的に(概念的に?)重要だと初めて指摘したのがインドの数学者であったのは事実であるとしても、0はヨーロッパでは日本で思うよりずっと日常的な、ごくごく自然な数であると感じる。
ブルバキが自然数を 0, 1, 2, ... としたのは、そういう意味では本当に「自然」だったのだろうと思う。
アメリカの ground floor
ではどうしてアメリカで ground floor が無いのだろう。
Smithsonian に行ったとき、ここには ground floor があって、元々イングランドの人が作ったものだと知った。
思うのだが、西部劇とかに現れる開拓時代のアメリカの家は、高床式で一階はとても ground level とは呼べない。
もしかしたらそんなことも理由の一つかも知れないと感じた。
全然違って、アメリカのアイデンティティの構築の為にわざとそうしたのかも知れないけど。
でもそれにしても、それを受け入れる素地がなければならないように思われる。