Very elementary introduction to representation theory by G. van Dijk
セミナーをしていて気がついたことをメモします。
- p1, line 4. は =.
- p1, line -5. b_{kl} は line 2 と同じく b_{ij} で良い。
- p2, line 3. k=0 は k=1.
- p2, last line of section 1.1. i.e. の後にカンマが必要。
- p2から p3のdisplayed formula それぞれにカンマが必要。 (see p8, Examples)
- In the following lines よくわからん。
- Proposition 1.2.2(a) 単位行列を 1 と書いていることに注意。
- Proposition 1.2.2(a) の証明で(c) を使っているので、(c) の証明で(a) を使っていないことに注意しながら証明を追う必要がある。
- p5, line 7. GL=general linear. 初学者向けの本としては書いておきたい。
- p5, line 7, non-singular のいいかえ。p2, line 8で既にこれが必要になっている。
- p5, Corollary 1.2.4. tr(a X a^{-1})= trX も使う。 p1 に書いておくと良い。
- p5, line -4. is is は is.
- p6, line 4. 3! は 3. その行の最後の + も- の方がよい。
- p7, Exercise 3(a). 最初の括弧は [X,[Y,Z]] ではなく、[[X,Y],Z].
- p7, Exercise 2. まじめな疑問として、M(2) で、[X,Y]\neq0 なのに
\exp(X+Y)=\exp(X)\exp(Y) となるような例はあるのだろうか?
斎藤新悟さんから文献を教えていただきました。
X=\begin{pmatrix} 0 \quad 5\pi \\ -5\pi \quad 0 \end{pmatrix},
Y=\begin{pmatrix} 0 \quad 27\pi \\ -3\pi \quad 0 \end{pmatrix} という例がある。
このとき、\exp(2X)=\exp(2Y)=\exp(2X+2Y)=I 単位行列となっていて、
[2X,2Y]\neq O です。
- p8, Definition 2.1.1. 線形群の定義として、位相的条件などは課していない。
- p8, line -8, e.g. のあとにカンマが必要。
- p8, ilne -2, M(n,\mathbb{R}) は M(2,\mathbb{R}).
- p9, line 2, M(n,\mathbb{R}) は M(3,\mathbb{R}).
- p9, line 1. Write also... これらの4つは線形群ではない。(線形群の例ではない。)
また、この時点では、似たような記号のものたちの間の対応は与えられておらず、
あとで、Theorem 2.1.3 で行う。
- p9, Theorem 2.1.3 の証明の4行目。
as one easily sees が前後のどちらにかかるか文法上不明。
おそらく、前者だと思うが。
- p9, line -2. SO3,\mathbb{R})はSO(3,\mathbb{R}).
- p10, line 11. so negative のあとのピリオドはカンマ。
- p10, SU(2,\mathbb{C}) のU と( の間隔がまちまち。
- p10, line 12, diag という記号の説明がない。それらをこの順に対角成分とする対角行列。
- p10, line -4. SO(3,\mathbb{R}) の部分群となる理由は何だろうか?
連続性を使う?
- p11, line 6, representation. 通常の用語と合わせると、
Ad:G \rightarrow SO(3,\mathbb{R}) が表現という感じだが。
- p13, line -6. exp は \exp.
- p14 [Ros]. なんとうっかりしたことか、この冊子に参考文献がついていない。
Rossman と推察される。
- Theorem 3.1.1 のmeaning の大きな式の左辺の分子の ad X にマイナスが欠落している。
- p15から16 の証明。括弧がたくさん抜けていて読みづらい。
\exp -s X (t) は \exp(-s X (t)) と書くべきであろう。
- p16, line -3. singular value. 写像が全単射でなくなる \lambda の値、
ということであろうが、ここでこの初出の単語を使用する必要はない。
(1-e^{-\lambda})/\lambda=0 となるような \lambda の値のことである。
- p17, section 3.2 の証明の冒頭。G \subset M である。(p12, p8 で婉曲にその設定がなされているがわかりづらい。)具体的には、証明の6行目で微分するときに初めてはっきりする。
- 同じく証明の6行目の M は M.
- p17, 同じく証明の8行め、g は \mathfrak{g}.
- 同じ箇所、
g: \mathfrak{g} \rightarrow M,
h: \mathfrak{s} \rightarrow M,
f: \mathfrak{g} \times \mathfrak{s} \rightarrow M,
この記号だけだと誤解が生じうるが、
ことばで補ってあるように、
定義域はそれぞれ線形空間全体ではなく、原点の近傍のみである。
- p17, line -8. itself. ニュアンスがわからない。
- p18 中程、A(Z), A(X) わかりづらい書き方。
A(Z)=A(X)(Z)=A(X)Z と書いている。
最初の等式は A=A(X), 後ろの等式は Z につけている括弧を外した記法。
- p18, line 9. \det.
線形空間 \mathfrak{g}の上の線形変換としての行列式か、
あるいは、\mathfrak{g} \subset M=M(n,\mathbb{C}) としての行列式かが明示的ではない。
ただし、これ以降の証明にはどちらでも通用する。
- p18, line -10, reduces は is reduced ではないかと思われるが、
もとのものでも間違っていないのかどうかは私にはわからない。
英語で書かれている数学の文書の読み方の練習
- p1, denoted by tr A : 前後のコンマの役割。次ページの i.e. も参照。
- with respect to 慣用句
- Indeed 証明
- p2, if 定義
- Alternatively, いいかえ
- if and only if 慣用句
- non-singular
- A series... A は行列ではなく不定冠詞。
- i.e.
- Section 1.2. formulae の後ろのコロンの役割。
- p4, unique, commuting
- p5, just by taking 主文のどこにかかっているか。
- p8. itself.
- p10. as well