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文章をチェックする。別のページへ

書いたものをチェックする方法をいくつか書きます。(下記の引用ページにおける敬称を略します。)論文の「書き方」をテーマとする本や web page を見ると諸注意がたくさん書いてあるので、それを見てしまうと臆してしまって、書けなくなってしまいます。それでは本末転倒です。「まずは諸注意を気にせず、書いてみましょう」(これが大切)。見ているだけで書かないとスキルアップしません。そして、書いた後、チェック項目を参考に書いたものを直して行きます。そのためのチェック項目を挙げます。

この3つ(英単語のスペルとTeX) だけで、かなり見るべき箇所が減る。

数学に固有な些末なチェックポイント。

ここからが内容的なチェック項目。まず、やや機械的にチェックできるところ。修正するだけではなく、自分の間違いやすいポイントを覚えておくと、次に有効。

内容的なところ。機械的ではすまないかも。

読み手(たいていは指導教員)は、与えられた原稿のレベルに合わせたコメントを主にします。簡単な冠詞や単数複数の間違いがたくさんある論文に対しては、いきなり序文や要旨の書き方のデリケートな点まで注意が及びません。トリビアルで機械的に修正可能な間違いは極力減らした原稿を提出することが望ましいです。作法>。かといって、修士論文のように締め切りがあるものに対しては、いつまでも自分で直していて先生に見せず、先生が見る時間が1週間しかない、というのは極端すぎます。常識の範囲でバランスを考えましょう。と言われると判断が、難しいかな?だったら、まず、第2節が書き上がったら(序文を除いた本文のどこかの1節)、そこを自分でチェックしてみてもらいましょう。自分の典型的な誤りのパターンがわかるので、あとあと書くときや直すときの参考になりますから、本人も見る人もレベルの高い注意点に集中することができるようになります。


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Last-modified: 2017-06-30 (金) 23:09:22