tsujii/lectures/2010/problems
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[[tsujii/lectures/2010/Biseki(Math)]]
*微分積分学(2010年度,数学科向け,後期)の教科書の問題に...
章番号やページ数は後期の教科書「続・解析入門」のものとし...
:第1章 ベクトル|
この章は講義では取り上げられていませんが,読んでよく理解...
::第6節|上で書いたように空間における平面の方程式やその取...
::第7節|ベクトル積は昔(?)は物理の古典力学や電磁気学でか...
:第2章 ベクトルの微分|
この章は1次元からn次元への関数(写像)の微分について書か...
::第1節| ここは微分についての基本的な計算方法が書かれて...
::第2節| ここは曲線の長さについての「おまけ」です.曲線...
:第3章 多変数の関数|
この章は多変数の関数の微分(偏微分,全微分)への入門です...
::第1節| ここは多変数の関数をグラフや等高線を描くことで...
::第2節|この節は偏微分についてです.偏微分の概念や計算方...
::第3節|この節は全微分についてですが,概念を理解すること...
::第4節|この節は2階以上反復して偏微分するということにつ...
:第4章 合成微分律と勾配ベクトル|
この章は多変数の関数の微分(偏微分,全微分)についてより...
::第1節| ここは多変数の関数の合成微分律について,最も単...
::第2節|この節は曲面の接平面についてです.79ページの曲...
::第3節|この節は勾配ベクトルについて説明しています.講義...
::第4節|この節は偏微分の計算についての応用です.この節の...
::第5節|この節は偏微分の計算についての仕上げのような節で...
:第11章 最大点および最小点|
この章は多変数関数の最大と最小を求めるという問題について...
::第1節|この節は難しいことはほとんどないはずです.節末の...
::第2節|この節は定理2「有界閉集合上の連続関数は最大値を...
---関数の定義域が有界閉集合である場合には最大点は存在する...
---関数の定義域が有界閉集合でない場合には問題はもう少し難...
::第3節|この節はラグランジュの未定乗数法についてです.定...
--- 3,4 は条件付き極値の問題ではないです.ただ,X の範囲...
--- 8 は条件が定める集合が線分になるので,線分の端点につ...
--- 9, 10, 11,15,17は条件が定める集合が有界ではないので,...
---12, 19はちょっととまどうかもしれません.円の内部と円周...
--- 21-24は具体的な応用問題で,変数が負でないという条件が...
:第12章 高次偏導関数|
この章は多次元の場合の高次の偏導関数を導入し,テイラーの...
::第1節|この節はテイラーの定理の2次までの項を考えていま...
::第2,3節|この2節はテイラーの定理の2次までの項で,関数の...
::第4,5節|この2節は高次のテイラー展開について述べていま...
:第16章 多変数関数への応用|この節の内容は2次元以上の空...
::第1~3節|この節は多変数の写像の微分が自然な意味で行列に...
::第4節|ここは逆写像定理について述べています.定理を認め...
::第5節|ここは陰関数定理について述べています.これも前節...
**中間テストの練習問題の解説. [#y0e056bd]
全体として,証明問題はなしで,あまり数学科らしくない問題...
[1] は偏微分の計算や合成関数の微分の計算について,十分慣...
[2] は2変数関数の極値を求めて,極大,極小の判定を行うもの...
[3] はある意味で[2]とほぼ同じ問題ですが,多少応用的です....
[4] は計算問題です.計算を間違わないように.問題とは関係...
[5] は陰関数の定理です.この場合は x=g(y,z) という関数の...
なお,期末テストの範囲は今回と同じですが,中間テストの出...
**中間テストの講評. [#y0e056bd]
採点が終わりました.(ふーっ)良くできている答案にはうれ...
全体的な印象:
(a) 未だに大学受験のための勉強やその思考から抜け出せてい...
(b) 全体として記述が不足しています.たとえば「Aの条件をみ...
問題についてのコメント(詳しくは1月7日の講義で解説しま...
[1] (1)落ち着いて考えれば易しいはずですが,意外に間違って...
(2),(3)も基本的な微分の問題のはずです.arctan の微分を忘...
[2] (1)「極値点になるための必要条件は grad f=0 なので,.....
(2) これはテーラー展開についての問題ですが,意外に間違っ...
f(x,y)=a+b(x-1)+c(y-1)+....または~
f(1+h, 1+k)=a+bh+ck+ ....
という形になるはずです.
先日工学部の同じ授業でやったテストでは多くの人が正解して...
(3) (0,0) が「極大である」または「極値ではない」と書いた...
[3] 条件付き極値の問題です.(1)はラグランジュの未定乗数法...
(2)は白紙の答案が多くありました.実際君たちが不得意そうな...
[4] (1) は逆関数定理を知っていれば,単なる計算問題です....
(2)これは間違いが非常に多くて,正解している人が2,3人だ...
[5](1) これは陰関数定理の直接の応用なのでさすがに正解した...
(2) 少なくとも1階微分については定理で与えられているので...
**資料 [#wfe69f0b]
#attach
&counter;
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*微分積分学(2010年度,数学科向け,後期)の教科書の問題に...
章番号やページ数は後期の教科書「続・解析入門」のものとし...
:第1章 ベクトル|
この章は講義では取り上げられていませんが,読んでよく理解...
::第6節|上で書いたように空間における平面の方程式やその取...
::第7節|ベクトル積は昔(?)は物理の古典力学や電磁気学でか...
:第2章 ベクトルの微分|
この章は1次元からn次元への関数(写像)の微分について書か...
::第1節| ここは微分についての基本的な計算方法が書かれて...
::第2節| ここは曲線の長さについての「おまけ」です.曲線...
:第3章 多変数の関数|
この章は多変数の関数の微分(偏微分,全微分)への入門です...
::第1節| ここは多変数の関数をグラフや等高線を描くことで...
::第2節|この節は偏微分についてです.偏微分の概念や計算方...
::第3節|この節は全微分についてですが,概念を理解すること...
::第4節|この節は2階以上反復して偏微分するということにつ...
:第4章 合成微分律と勾配ベクトル|
この章は多変数の関数の微分(偏微分,全微分)についてより...
::第1節| ここは多変数の関数の合成微分律について,最も単...
::第2節|この節は曲面の接平面についてです.79ページの曲...
::第3節|この節は勾配ベクトルについて説明しています.講義...
::第4節|この節は偏微分の計算についての応用です.この節の...
::第5節|この節は偏微分の計算についての仕上げのような節で...
:第11章 最大点および最小点|
この章は多変数関数の最大と最小を求めるという問題について...
::第1節|この節は難しいことはほとんどないはずです.節末の...
::第2節|この節は定理2「有界閉集合上の連続関数は最大値を...
---関数の定義域が有界閉集合である場合には最大点は存在する...
---関数の定義域が有界閉集合でない場合には問題はもう少し難...
::第3節|この節はラグランジュの未定乗数法についてです.定...
--- 3,4 は条件付き極値の問題ではないです.ただ,X の範囲...
--- 8 は条件が定める集合が線分になるので,線分の端点につ...
--- 9, 10, 11,15,17は条件が定める集合が有界ではないので,...
---12, 19はちょっととまどうかもしれません.円の内部と円周...
--- 21-24は具体的な応用問題で,変数が負でないという条件が...
:第12章 高次偏導関数|
この章は多次元の場合の高次の偏導関数を導入し,テイラーの...
::第1節|この節はテイラーの定理の2次までの項を考えていま...
::第2,3節|この2節はテイラーの定理の2次までの項で,関数の...
::第4,5節|この2節は高次のテイラー展開について述べていま...
:第16章 多変数関数への応用|この節の内容は2次元以上の空...
::第1~3節|この節は多変数の写像の微分が自然な意味で行列に...
::第4節|ここは逆写像定理について述べています.定理を認め...
::第5節|ここは陰関数定理について述べています.これも前節...
**中間テストの練習問題の解説. [#y0e056bd]
全体として,証明問題はなしで,あまり数学科らしくない問題...
[1] は偏微分の計算や合成関数の微分の計算について,十分慣...
[2] は2変数関数の極値を求めて,極大,極小の判定を行うもの...
[3] はある意味で[2]とほぼ同じ問題ですが,多少応用的です....
[4] は計算問題です.計算を間違わないように.問題とは関係...
[5] は陰関数の定理です.この場合は x=g(y,z) という関数の...
なお,期末テストの範囲は今回と同じですが,中間テストの出...
**中間テストの講評. [#y0e056bd]
採点が終わりました.(ふーっ)良くできている答案にはうれ...
全体的な印象:
(a) 未だに大学受験のための勉強やその思考から抜け出せてい...
(b) 全体として記述が不足しています.たとえば「Aの条件をみ...
問題についてのコメント(詳しくは1月7日の講義で解説しま...
[1] (1)落ち着いて考えれば易しいはずですが,意外に間違って...
(2),(3)も基本的な微分の問題のはずです.arctan の微分を忘...
[2] (1)「極値点になるための必要条件は grad f=0 なので,.....
(2) これはテーラー展開についての問題ですが,意外に間違っ...
f(x,y)=a+b(x-1)+c(y-1)+....または~
f(1+h, 1+k)=a+bh+ck+ ....
という形になるはずです.
先日工学部の同じ授業でやったテストでは多くの人が正解して...
(3) (0,0) が「極大である」または「極値ではない」と書いた...
[3] 条件付き極値の問題です.(1)はラグランジュの未定乗数法...
(2)は白紙の答案が多くありました.実際君たちが不得意そうな...
[4] (1) は逆関数定理を知っていれば,単なる計算問題です....
(2)これは間違いが非常に多くて,正解している人が2,3人だ...
[5](1) これは陰関数定理の直接の応用なのでさすがに正解した...
(2) 少なくとも1階微分については定理で与えられているので...
**資料 [#wfe69f0b]
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