授業時間、場所†
- 工学部機械航空 (S1-27) 木曜日3限 410号室
- 芸術工学部環境設計 (S1-29) 木曜日4限 410号室
教科書†
この授業は次の教科書に沿って進められます。特に講義に伴う演習は教科書の問や練習問題を中心に行います。
数学基礎コースH 2
微分積分概論
越 昭三(北海道工業大学教授) 監修
高橋泰嗣(岡山県立大学教授)
加藤幹雄(九州工業大学教授) 著
授業の進め方、演習について†
- 毎回授業の最初に<b>演習</b>をします。
- 前回の授業のときにそれぞれの演習問題の解答者を指名しておきます。指名された人は授業時間が始まるまでに黒板に解答を書いておいてください。教科書の巻末にある解答を写すのではなく、自分の理解を反映して自身の言葉で書いてください。それが自分のためにもクラスメートのためにも大切です。
- 黒板の解答に沿って、理解すべき点や解答で書くべきことを私が説明します。なるべくきちんとした解答が黒板に残るように朱筆を加えますが、説明の方もよく聞いてください。
- なお、再履修の方は学期半ばまで履修者名簿に名前がないため、こちらから指名するのは難しいです。積極的に自分から名乗り出て演習を解くようにしてください。
- 続いて講義を行います。講義では
- 基本的な概念 (定義) の説明。
- それらの概念の満たす性質 (命題、定理など)。
- それらの性質を使って計算する方法 (例題) の解説。
についてお話しします。ときどき命題や定理の証明もしますが、それは内容をよりよく理解して使えるようになってもらうためで、証明を覚える必要は特にありません。
- 最後に次回の演習の解答者を決めます。基本的にはこの問題を解きたいと立候補してもらいたいのですが、だれも名乗りでないときにはこちらで指名します。演習では主に教科書の問や章末問題を解いてもらいます。
- いうまでもなく数学は自分で考えて練習問題を解くことで理解していく科目です。毎回の練習問題は解答者だけでなく履修者全員の宿題です。1時間やそこらで解ける量ですから、必ず授業があったその日のうちに解いて、習った内容を理解しておきましょう。一人では解けないときには皆で相談し、助け合って問題を解くことも大切な演習の目的です。
授業内容†
- 卯月
- 皐月
- 1日 授業なし。
- 8日 関数の極限と連続関数
- 15日 連続関数の性質
- 22日 極限の演習
- 29日 中間テスト 解答のページ
- 水無月
- 5日 導関数の定義 (演習:本文問1, 2, 3, 4, 5, 6, 7)
- 12日 導関数の計算 (演習:本文問8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17)
- 19日 平均値の定理 (演習:章末問題 [2-A] 1, 2, 3, 4, [2-B] 1)
- 26日 出張のため休講
- 文月
- 3日 Taylor の定理 (演習:本文問18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 章末問題 [2-B] 2, 3, 4)
- 10日 微分法の応用
- 17日 微分法の応用2
- 24日 試験期間中のため授業なし。
- 31日 期末テスト
中間テストについて†
3限目、4限目のクラスとも5月29日に以下の要領で中間テストを行います。
- 範囲は教科書の第1章「極限と連続」全部です。
- 時間は授業の時間中80分程度を予定しています。
- テストの最中にノートや教科書、参考書などを見てはいけません。
- テストの最中の飲食は禁止します。
- 教室では隣との間を1列空けて学籍番号順に着席してください。
当日はテストのみで授業はしません。
解答はこちらにあります。
期末テストについて†
3限目、4限目のクラスとも7月31日に期末テストを行います。テストは授業と同じ時間帯に行いますが、場所はいつもの教室から変更になることもありますので注意してください。
- 範囲は教科書の第2章「微分法」全部です。
- 時間は授業の時間中80分程度を予定しています。
- テストの最中にノートや教科書、参考書などを見てはいけません。
- テストの最中の飲食は禁止します。(ペットボトルのお茶などを持ち込まないでください。)
- 教室では隣との間を1列空けて学籍番号順に着席してください。(机に番号が振ってあります。)
成績評価について†
成績は中間、期末テストの結果と演習を総合的に判断して行います。