微分積分学(2010年度,理系9組および25組向け)のホームページ†
基本情報†
- 講義時間 火曜日1,2時限
- 講義室 全学教育棟 2207号教室
- 教科書 三宅著 「入門微分積分」(培風館)
- 講師 辻井 正人 (数理学研究院,研究室は数理棟(理系図書館のとなり)の417号室
連絡事項†
- 休講等の予定:6月1日(火曜日)は海外出張のため休講の予定
- 5月11日(火曜日)本学記念日ですが講義はあります.(全学教育の学年歴参照)
- 期末試験は講義時間中に行う予定です.ただし,進度によって期末試験期間(8月2日〜6日)に変更する可能性があります.
各回の講義について†
講義内容の概略についてはシラバスを参照.以下に各回の講義内容と予定についてまとめておきます.(あくまで予定です.講義進行にあわせて付け加えていきます.)
講義資料は下にあります.
- 第1回 微積分学の展望(4/13)
- 内容 微分積分学への入門と今後の講義計画
- 宿題 なし
- 第2回 実数と極限(4/20)
- 内容 実数と区間,数列とその極限,実数の基本性質,上限と下限(教科書1.1節)
- 宿題 p9 問題1.1 1-5 (1,2,4は必ずやっておくこと.)
- 第3回 連続関数 (4/27)
- 内容 関数の概念,関数の極限,関数の連続性(教科書1.2節)
- 宿題 p14 問題1.2 1-6
- 第4回 初等関数 (5/11)
- 内容 逆関数,特に逆三角関数について詳しく述べた.(教科書1.2節)
- 宿題 p19 問題1.3 1-4
- 第5回 関数の微分(5/18)
- 内容 関数の微分,特に合成関数や逆関数の微分法則について詳しく述べた.(教科書2.1節)
- 宿題 p31 問題2.1 1と3 (+教科書p30の下の表を覚えておくこと)
- 第6回 平均値の定理(5/25)
- 内容 平均値の定理およびその応用としてロピタルの定理について講義した.(教科書2.2節)
- 宿題 p39 問題2.2 1と4
- 第7回 高次の導関数I(6/8)
- 内容 高次の導関数,曲線の凹凸,ニュートン近似およびライプニッツ則について講義した.(教科書2.3節)
- 宿題 p46 問題2.3 1と2
- 第8回 テーラー展開II(6/15)
- 内容 テーラー展開と漸近展開について講義した.(教科書2.4節)
- 宿題 p53 問題2.3 1-5
- 第9回 中間試験(6/22)
- 第10回 定積分と不定積分(6/29)
- 内容 定積分と不定積分の定義と基本性質,部分積分・置換積分について講義した.(教科書3.1節)
- 宿題 p60 の基本的な不定積分の表を覚える.(4−6番目を除く) 問題3.1 1と2.
- 第11回 積分の計算(7/6)
- 内容 不定積分の計算方法について講義した.有理関数の積分法(p62)と三角関数の積分法(p64)について詳しく述べた.無理関数を含む積分(p63)については割愛する.漸化式(p65)については各自やっておくこと.(教科書3.2節)
- 宿題 問題3.2 1と3.
- 第12回 広義積分(7/13)
- 内容 広義積分について講義した.広義積分の定義について詳しく述べ,広義積分が積分値が求まらなくても収束発散を判定できること(定理3.3.1)について説明した.(教科書3.3節)
- 宿題 問題3.3 1と2.
- 第13回 区分求積法と定積分の応用(7/20)
- 内容 区分求積法に基づく定積分の定義(Riemann積分)について講義した.また,その一つの応用として曲線の長さの定義について述べた.(教科書3.4節)
- 宿題 問題3.4 1~4.
- 第14回 期末試験(7/27)
講義資料†
講義概要.pdf 662件
[詳細]
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