原付免許筆記試験方式で学ぶ位相空間論
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真偽を判定せよ(2017. Oct. 23)。
- 各点からなる集合 $\{x\}$ が開集合ならば、離散位相。答え
- 各点からなる集合 $\{x\}$ が閉集合ならば、離散位相。答え
- $\mathfrak{O} \cap \mathfrak{A} = \{ \emptyset, S\}$. 答え
- $\mathfrak{O} \cap \mathfrak{A} = \{ \emptyset, S\}$ ならば密着位相。答え
- 位相 $\mathcal{O}$ から$\mathcal{A}$ は一意的に決まる。答え
- 開核作用子 $M \mapsto M^\circ$ から位相 $\mathcal{O}$は一意的に決まる。答え
真偽を判定せよ(2017. Oct 16)。
- 何も見ないで開集合の公理 Oi, Oii, Oiii を書ける。
- 何も見ないで開核作用素の公理 Ii, Iii, Iiii, Iiv を書ける。
- $\mathfrak{O}$ は $S$ の部分集合である。答え
- $S$ が無限集合ならば $\mathfrak{O}$ も無限集合である。答え
- $O \in \mathfrak{O}$, $O \neq \emptyset, O \neq S$ ならば、$O^c \notin \mathfrak{O}$. 答え
- $x \notin M$ ならば、$x$ が $M$ の触点であることと集積点であることは同値。答え
- $x \in M$ ならば、$x$ は必ず $M$ の触点。答え
- $x \in M$ ならば、$x$ は $M$ の集積点であるか孤立点であるかのいずれかである。答え
- $S$ の任意の点が $S$ の孤立点であれば、離散位相である。答え
真偽を判定せよ(2017. Feb 6)。
- 同じ集合上の2つの距離によって位相が同相であれば、同じ距離である。答え
- 同じ集合上の2つの距離によって位相が同相であれば、一つの距離はもう一つの距離の正の定数倍である。答え
- 2つの距離空間が同相であれば、片方が有界ならもう一方も有界。答え
- 位相空間には距離が入る。答え
真偽を判定せよ(2017. Jan 30)。
- $\mathbb{R}$ のコンパクト集合は有界閉区間。答え
- $\mathbb{R}$ のコンパクト集合は有界閉区間の有限個の和集合。答え
- $\mathbb{R}$ の有界閉区間の(無限個の)和集合はコンパクト。答え
- $\mathbb{R}$ のコンパクト集合で内部が空集合なら、可算集合。答え
- 有限個の点はどんな位相でもコンパクト集合。答え
- どんな部分集合もコンパクトになる位相空間は密着位相空間である。答え
- $T_3$ の分離公理を満たせば Hausdorff 空間になる。答え
真偽を判定せよ(2017. Jan 23)。
- 連続写像 $f:S \to S'$ に対して $S$ がコンパクトなら $S'$ もコンパクト.答え
- 連続写像 $f:S \to S'$ に対して $S'$ がコンパクトなら $S$ もコンパクト.答え
- 全単射連続写像 $f:S \to S'$ に対して $S'$ がコンパクトなら $S$ もコンパクト.答え
- 全単射連続写像 $f:S \to S'$ は同相写像.答え
- コンパクト集合と有限集合の直積集合はコンパクト集合.答え
真偽を判定せよ(2016.Dec. 5)。
- $A \cap B = \emptyset$ ならば $\overline{A} \cap \overline{B} = \emptyset$.答え
- 開集合 $A, B$ が $A \cap B = \emptyset$ を満たせば、$A \cap \overline{B}= \emptyset$.答え
- $x \in S$ に対して、集合 $\{ y \in S \mid y \sim x$ ではない $\}$は開集合である。答え
- $S= \{ \frac 1n \mid n \in \mathbb{N} \} \cup \{ 0 \} \subset \mathbb{R}$ とする。
$0 \in S$ の連結成分は $\{0\}$ である。答え
真偽を判定せよ(2016.Nov.28)。
- 2つの離散位相空間の直積空間は離散位相空間である。答え
- 無限個の離散位相空間の直積空間は離散位相空間である。答え
- 射影 $S_1 \times S_2 \rightarrow S_1$ は連続である。答え
- $M_\lambda$ を $S_\lambda$ の空でない真部分集合であるとする。
$\Lambda$ が無限集合のときに、$\prod_{\lambda \in\Lambda} M_\lambda$ は
$\prod_{\lambda \in \Lambda} S_\lambda$ の開集合には決してならない。答え
- $M$ が連結で、$N \subset M$ のとき、$N$ は連結である。答え
真偽を判定せよ(2016.Nov.14)。
- $f:S \rightarrow S'$ が同相写像、$f: S' \rightarrow S''$ が連続写像であれば、$f' \circ f$ は連続である。答え
- 同じ集合の上の二つの位相$ \mathfrak{O}_1, \mathfrak{O}_2$ に対して、$\mathfrak{O}_1$ が $\mathfrak{O}_2$ よりも強くないならば、$\mathfrak{O}_2$ は $\mathfrak{O}_1$ よりも強い。
答え
- $A_1 \subset S_1$, $A_2 \subset S_2$ がそれぞれ閉集合の時、$A_1 \times A_2$ は直積集合 $S_1 \times S_2$
の直積位相に関して閉集合である。答え
- $M=\{(x,x) \mid x \in S \} = \{ (x,y) \in S \times S \mid x=y \}$ は $S\times S$ の閉集合である。答え
- $\mathfrak{B}_1$ を $(S, \mathfrak{O}_1)$ の基底とした時、$\mathfrak{B}_1 \times \mathfrak{O}_2$ は直積位相の基底となる。答え
真偽を判定せよ(2016.Nov.7)。
- 全単射な開写像は連続である。答え
- 全単射な開写像の逆写像は連続である。答え
- 全単射な連続写像の逆写像は開写像である。答え
- 全単射な写像$f$ による $M' \subset S'$の逆像は逆写像$f^{-1}$による$M'$の像に一致する。答え
- 連続な閉写像は開写像である。答え
- 連続な開写像は閉写像である。答え
- 基底 $\mathfrak{B}$ に対して、
$M$ が $x$ の近傍である必要十分条件は、ある$W \in \mathfrak{B}$ such that $x \in W \subset M$ である。
答え
- $\overline{M}=S$ の時、$M$ はちょうみつであるという。答え
真偽を判定せよ(2016.Oct.31)。
- 近傍は開集合である。答え
- 離散位相空間の稠密な部分集合は全体集合である。答え
- $x$ が $V$ の内点であることと$V$ が$x$ の近傍であることは同値。答え
- $\mathfrak{M} =\{ (a,\infty) \mid a \in \mathbb{R} \}$ は $\mathbb{R}$ の通常の位相の準基底である。答え
真偽を判定せよ(2016.Oct.24)。
- 位相 $\mathcal{O}$ から$\mathcal{A}$ は一意的に決まる。答え
- 開核作用子 $M \mapsto M^\circ$ から位相 $\mathcal{O}$は一意的に決まる。答え
- 位相から準基底は一意に決まる。答え
- 位相から基底は一意に決まる。答え
- 準基底ならば基底。答え
- 非可算集合は第2可算公理を満たさない。答え
真偽を判定せよ(2016.Oct.17)。
- $\mathcal{A} = \mathcal{O}^c$ である。答え
- $\mathbb{R}$ の通常の位相に関して、$M=[0,10] \cap (無理数)$, $N=M^c$ と定義する。
$\sqrt{2}$ は $M$ の集積点である。答え
- $\sqrt{2}$ は $N$ の孤立点である。答え
- $\sqrt{2}$ は $N$ の触点である。答え
- $\sqrt{2}$ は $N$ の内点である。答え
真偽を判定せよ(2016.Oct.11)。
- 位相 $\mathcal{O}$ は全体集合 $S$ の部分集合である。答え
- どんな位相を考えても空集合は開集合である。答え
- $\mathbb{R}$ にどんな位相を入れても $\{ -1 \lt x \lt 2 \}$ は開集合である。答え
- $\mathbb{R}$ にどんな位相を入れても $\{ -1 \lt x \leq 2 \}$ は開集合にはならない。答え
- 何も見ないで開集合の公理 Oi, Oii, Oiii を書ける。
- 何も見ないで開核作用素の公理 Ii, Iii, Iiii, Iiv を書ける。
- 何も見ないで開核の特徴付け (2.1), (2.2), (2.3) が書ける。
真偽を判定せよ。
- $[1,5]$ は閉集合である。答え
- $[1,5]$ は開集合である。答え
- $[1,5)$ は閉集合である。答え
- $[1,5)$ は開集合である。答え
- $[1,\infty)$ は閉集合である。答え
- $[1,\infty)$ は開集合である。答え
- $[1,5]$ は有界である。答え
- $(1,5)$ は有界である。答え
- $[1,5)$ は有界である。答え
- $[1,\infty)$ は有界である。答え
- $[1,5]$ 上の連続関数は有界である。答え
- $[1,5)$ 上の連続関数は有界である。答え
- $[1,5]$ 上の連続関数の像は閉集合である。答え
- $[1,5)$ 上の連続関数の像は決して閉集合にならない。答え
- $[1,5]$ は連結である。答え
- $[1,5)$ は連結である。答え
- $(1,5)$ は連結である。答え
- 部分位相はハサミを、商位相は糊を表す。答え
- 2つの有界閉区間の和集合は有界閉区間である。答え
- 2つの有界閉集合の和集合は有界閉集合である。答え
- 無限個の有界閉集合の和集合は有界閉集合である。答え
- 全体集合は近傍である。答え
- 全体集合は開集合である。答え
- 全体集合は閉集合である。答え
- どんな位相でも、1点と2点は同相にならない。答え
- 2点からなる集合に密着位相を入れた時と、1点からなる集合に密着位相を入れた時に、
開集合の個数は同じである。答え
集合論だけど
- 可算集合の可算個の直積は必ず非可算集合である。答え
- 2個からなる集合の可算個の直積は必ず非可算集合である。答え
- 2個からなる集合の無限個の直積は必ず非可算集合である。答え
- 可算集合の2個の直積は可算集合である。答え
- 可算集合の有限個の直積は可算集合である。答え
- 可算集合の可算個の和集合は可算集合である。答え
- 代数的な数の全体は可算集合である。答え
- 複素数の全体は非可算集合である。答え