表現論ブートキャンプ 落合啓之
- 数学の新しい実施形態を試してみるために、次のような催しを開くことを提案する。具体的には、工学部などで行われているようなラボ形式を意識している。
- 演習のみを主体とし、実地能力を身につける少人数団体での講座を行う。
- 参加者は出された課題をその場で計算し、考察する。黙って聞くだけの参加は期待されていない。
- 課題はステップごとに出題する。難しすぎないように配慮し、十分な手助けをする。
- 質問、議論を受講者同士やチューターと気軽にできるようにする。
- 計算の結果を持ち寄って共有し、気がついた点を議論し、次のステップに進む。
- 早く理解できる、あるいは作業が完了できる受講者は待つ時間が退屈かもしれないが、チューターとして活躍してもらう。
- 集中的に行う。具体的には1日3時間(途中休憩を入れる)、連続した2日間で行う。
- 受講者は3名から8名。2名以下だと団体効果が薄れるため、10名を超えると私の部屋に入りきれないため。
- 場所は私の研究室。プリンタ、スキャナ、ホワイトボード、ならびにA4の白い紙は主催者で用意する。参考図書はある程度部屋にあるが、持ってきてもOK。
- 受講者は筆記用具は必ず持参すること。また、前日十分に休養を取ってくること。
- パソコンは必須ではないが、清書などに利用したい場合は持参を歓迎。
- 飲食物の持ち込み並びに利用を可とする。
- 今回の話題は、Weyl群$W(B_3)$ (位数48の非可換群) の表現と超幾何関数から。
- 予備知識:線形代数。群、作用、表現の定義などを知っていると望ましいがあやふやでも何とかなる。超幾何関数に関する予備知識は仮定しない。
- 日程調整:候補:2/20-21, 2/24-25, 3/5-7 のうち連続する2日間。あるいは4月の講義が始まる前の週。
- 申し込みは早い順。
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