西山享、多項式のラプソディー(日本評論社)
- 定理 2.14. f(x,y)= x のとき、証明に変更が必要。
f(x,y) = xy-1 のとき、alpha=0とすると証明の途中で困るので、変更が必要。
- page 50 なかほど、「知られています」:この本の後ろの節でこの話題が再登場する。
- page 55, 定理3.1. 誤りではないが、k と n-k を逆にした方が、page 54, line 4 や page 55 の大きな図と合致して気持ちがよい。
- page 66, 「ベキ乗和多項式」。ふつうは、「ベキ和多項式」では?
- page 76, line 3, alpha=-27 は +27. -27e_3, 27B もマイナスがつき、下方の27Btや2次方程式の根の公式の 27B も符号が逆。
- page 81, line 1. 全章 -> 前章
- page 89, line 4. \rightarrow -> \mapsto.
- page 93. 交代式、という用語を持ち出すと良い。索引にも入れると良い。(see page 11.)
- page 94, line -1. 「最小の」。イデアルの大小は集合としての大小、すなわち包含関係で決める。
- page 96, line 5. 「定数にならないものはゼロ」。ゼロも定数なので説明文に修正が必要。
- page 96, line -5. 式(5.6) と同一の記号、すなわち、s_i ではなく f_i を使い続けた方が良い。
- page 97, 系 5.15. \cdot の説明。
- page 98, なかほど。i=1,2,3,\dots は i=1,2,3,\cdots, n.
- page 107, 形式ベキ級数 vs page 106 形式的ベキ級数。同じもの。
なお、page 107 の上方の式が2変数の関数であることが述べられていてそれは正しいが、
変数 \theta に関しては形式ベキ級数をみなしているのではないことに注意。(本文の記述ではそれが明示的ではない。)
- page 111, line 1. 「必要になります」。今の場合は、3つの積で打ち切っているので、部分分数展開して、それぞれのベキ関数にテーラー展開を使えば、2項係数の和で書き表すことができます。modulo 6 で場合分けすれば、さらにきれいな式で書けます。分割関数が必要なのは、無限積。
- page 113. 下方の行列式の計算。「展開」より、行基本変形が簡明。3行めを2行めに足し、その後、2行めを1行めに足す。
- page 187. 索引。「偶関数 page 114」を項目に追加しておきたい。