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- 《いとにき(伊都日記)》
- こんな夢を見た…
- 国土を省みぬ無責任な主張、華やかな消費生活への憧れ、終わりのない内戦、襲いかかる温暖化による干ばつ−終末的な世相の中で、アフガニスタンは何を啓示するのか。見捨てられた小世界で心温まる絆を見いだす意味を問い、近代化のさらに彼方(かなた)を見つめる。ー 中村哲医師
- 中村哲医師・西日本新聞特設サイト
- 4月初めの月曜日:うちの一年生を担当する人は、来週の水曜からオンラインで徐々に授業を始めて欲しい
- 同じ週の木曜日:やっぱりまずいらしいから、一応Q大本体に合わせてうちの一年生も5月からにしよう
- 二週後の火曜日:90分の講義ビデオが 0.9GBだから大したことない。うちの一年生にDLさせよう
- さらに二週間後:常識の範囲内で判断してもらわないと。
- うちの院生のアパートの回線はどうやら容量が少ないらしくて遅いし、docomo も au も softbank もU25向けの50GBの特別措置は常識的に考えれば6月いっぱいで打ち切りということになりそうだ。それ以外の事業者だとそもそも特別措置に50GBとか常識的に有り得ないのだが。
- ZOOM が End to End の暗号化をしていると言っていたのを訂正して謝罪したという。しかし End to End の暗号化をサポートするビデオ会議システムは少ない。Teams もサポートしていないし、WebEx でも有償ユーザしかこのオプションを有効化させてくれない上に有効化した場合の制限が多数列挙してあって使い勝手は良くなさそうである。実際のところ、ZOOM は暗号化自体はしていた(!)らしいのだが、その復号する為の鍵(慣れないと管理が面倒かもしれません)をサーバに置いてあったのでサーバの関係者が復号可能になっていて、さらにサーバをデータの覗き見が得意なC国(データセンターが安かったんでしょう)に回していたということで叩かれていた。信用できないということかも知れないが、特に悪意があったとは即断できない気がする。非常に良くできた会議システムである ZOOM を遠ざけてしまうのは余りにもったいないと思う。
- 電子メールによる通信の秘匿には「伝送路の暗号化」と「メールの暗号化」の二種類があります。後者は End to End の暗号化を意味しますが、前者はいわゆる伝送路に、クライアント・サーバ間とサーバ内それにサーバ・サーバ間の三つがあることに注意すべきでしょう。一番目については SSL/TLS や STARTTLS 等で伝送路の暗号化が進んできていますが、二番目については信用するしかありません。では三番目はどうでしょうか。これについても STARTTLS による伝送路の暗号化が RFC3207 に規定されましたが大手の運営するサーバでも導入はそれほど進んでいないと言われていますし、そもそも伝送路の暗号化が全伝送路で保証される訳ではない上に認証の仕組み自体に平文でのやり取りが含まれるなど伝送路の暗号化は大きな弱点を抱えていると認識できます。どうやら現時点で個人情報などの重要情報の電子メールでのやり取りには「メールの暗号化」の利用を想定せざるを得ないように思われます。さらに、OpenPGP に対しては、現在 Enigmail プラグインでのサポートとなっている Thunderbird も今年後半には本体標準でのサポートに切り替わります。
- 世界中にマスクが定着する頃,イスラム世界との垣根が一つ取り払われる。見かけがつかなくなる以上、新たなスタンダードはITが支えるのか。
- 漱石の「こころ」を読んだときに、明治時代は大学の卒業が6月ぐらいだったのかなとふと思ったのを思い出した。そうだとすると当時の入学は秋くらいだったんじゃあるまいかと思ったのである。今般の議論で学校を秋入学に戻すとかいう話がでているが、それならいっそのこと飛び級入学も広く認めて大学に多様性をもたらすというのも一案であるような気がする。
- 「局所コンパクト」と「局所コンパクト Hausdorff」はかなり様子が異なる。後者では任意の点の任意の近傍の中にその点のコンパクト近傍が取れるのに対して、前者では一般にはできない。ということは、明らかに「位相幾何学I」(小松中岡菅原)の補題5.1の証明は間違っていて、あるべき命題の文言から「Hausdorff」の条件が抜け落ちている。教科書によっては局所コンパクトという名前でコンパクト集合による近傍系が取れるものという定義を採用することもあるが、この「位相幾何学I」では通常の定義を採用していることが系1.6の仮定と証明からも読み取れる。
- 最近、Jacobian matrix と Jacobian determinant の表示が教科書によって全く違うという事実に直面してどうすべきか悩んでいる。前者を固く $\bf J$(混乱を招きそう)または $D$(本命)で表すなら、後者は $J=\det{\bf J}$(混乱を招きそう)または $J=\det{D}$(本命)か。前者を $\frac{\partial\,{(y_1,\ldots,y_m)}}{\partial\,{(x_1,\ldots,x_n)}}$(混乱の元である)または $\frac{d\,{(y_1,\ldots,y_m)}}{d\,{(x_1,\ldots,x_n)}}$(余り見かけない)で表すなら、後者は $\det\frac{\partial\,{(y_1,\ldots,y_m)}}{\partial\,{(x_1,\ldots,x_n)}}$(混乱を招きそう)または $\det\frac{d\,{(y_1,\ldots,y_m)}}{d\,{(x_1,\ldots,x_n)}}$(余り見かけない) であろうか。次第に「本命」と「余り見かけない」記号を使おうかという気になりつつある。
- ついにというか、30年来の問題であった空間のA∞構造の単位元の問題にケリがつけられた。 また SO(10) のLSの猫もなんとか確定できたと思う。どうにかして一般の n で cat(SO(n))=cup(SO(n)) が証明できないだろうか?
- 講義ノートの xelatex 化に着手した。演習問題の解答を穴埋め式にして、なるべく図を挿入しようと思うのだが、なかなか大変な作業だ。 一方で xeCJK のバージョンが上がっていて、イタリックとかボールドとか勝手に生成してくれることに気がついた。 結構使えそうな気がする。
- トポロジー分科会のメールリスト (Topology-Bunkakai) を発展的にリニューアルし、東京都市大の井上浩一氏とメールリスト Topology-ML の運用を始めた。一方で以前評議員をさせて頂いていた時代に運用を始めた研究連絡会議のメールリストに加えて拡大連絡会議のメールリストの運用を始め、これらのMLにも東京都市大の井上氏に手伝って頂くこととした。
- 令和2年度 (前期・予定)
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
1限 | 講義(全学) | | | | M1セミナー |
2限 | | | | | M1セミナー |
3限 | | | D2セミナー | | M2セミナー |
4限 | | 講義(全学) | D2セミナー | | M2セミナー |
5限 | 福大セミナー | OH | 談話会 | | 金曜セミナー |
- 学内の仕事:情報推進専門委員、労働衛生・安全専門委員
- 学外の仕事:トポロジー拡大連絡会議構成員,トポロジーML補助司会者
- MLの管理:トポロジー評議員ML,トポロジー連絡会議ML,トポロジー拡大連絡会議ML,トポロジーML
- これまでに主催者の一員となった研究会でHPとか憶えているもの