伊都キャンパスに来るのが初めての方への案内です。
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- 地下鉄空港線沿線、特に「天神」周辺あるいは「博多駅」周辺がお勧めです。選択肢がたくさんある、価格がリーズナブル、 しかも、九大学研都市駅へ乗り換えなく行けますので、結局は便利です。大学付近(5KM以内)に宿をとることは現実的ではありません。
- 通な人は、西新近辺で見つけることもできるでしょう。
伊都キャンパスへの行き方
- 概要:JR九大学研都市駅を下車、バスで20分弱、九大伊都キャンパス内のバス停(工学部前)から、徒歩で5分程度です。
- 所要時間は、「空港、博多、中州、天神」のいずれかの駅から数理棟まで約1時間です。1時間半を見ておけば、まず十分です。
- 西鉄バスで博多駅または天神から九大伊都キャンパスへ行く方法がありますが、初心者向けではないと思われますのでここでは書きません。初心者向けでないと判断した理由は、乗り場を見つける、正しいバスに乗る、混み具合や遅れを見積もる、の3点です。価格は確か650円。
- 本論に入ります。天神、博多駅など地下鉄空港線沿線からスタートしていると仮定します。
姪浜方面の電車に乗り、そのままJRに乗り入れて 九大学研都市駅で下車してください。
- 初心者の方は、前原、西唐津、深江、唐津行きのどれかに乗ってください。姪浜や西新行きには乗らないでください。
- (中級向け)位置関係は東から、空港、博多、中洲川端、天神、西新、姪浜、九大学研都市、筑前前原、筑前深江、唐津、西唐津です。地下鉄やJR では追い越しはないので、 早く来た電車に乗って終点で乗り換えても不利益はありません。ただし、姪浜止まりの列車は姪浜駅で上りホームへ 入線することがあるので、その際は 下りホームへ移動する必要が生じます。 下りホームへ入線すれば、そのまま車内で待てます。 それぞれの確率はおそらく半々です。 階段によるホーム移動を避けるには姪浜の一つ手前の室見駅で降りて乗り換えると良いでしょう。
一方で、早い列車に乗っても結局は終点で後から来る列車を待つだけです。 箱崎線からの列車は決してJRに乗り入れないですし、 途中駅からの下り列車もないからです。 したがって、乗りたい列車が来るまで乗車駅でずっと待っていても九大学研都市駅への到着列車は同じです。
- 土日の快速は九大学研都市駅に止まりませんが、平日の快速は九大学研都市駅に止まります。
快速の本数は1日に5本程度と少ないです。筑肥線や地下鉄には急行や特急はありませんから、つまり、「休日の快速」を除くすべての列車に乗ってよいです。
- 九大学研都市駅に停まるほとんどの下り列車に接続するバスが運行しています。
ほとんど=「平日は午前7時から午後7時まで」「休日は午前7時から午後2時半まで」のすべての列車を含みます。
九大学研都市駅
- 改札は午前9時以降は一箇所ですから迷いません。 改札を出て、右手前方、駅前北口に出てください。 バス停があります。もう一つの南口にはバス停がないので 紛れはありません。バス停はロータリーに沿って3つ並んでいますが、改札から遠い方(=道路に近い方)の2つともが九大行きのバス停です。もう一つのバス停(=西の浦行き)にはほとんど人がいません(運転頻度が低いため)のでまぎれはありません。
バスで駅からキャンパスへ
- 「九大伊都キャンパス(***)行き」のどのバスでも目的地に着きます。括弧内には「工学部前」「総合グランド」のいずれかが入ります。
- この駅から発車するバスで乗ってはいけないバスは「西の浦」行きのバスがごく少数あるだけで、ほとんどが九大伊都キャンパス行きのバスです。行き先が九大ならば、途中の経由地(横浜、周船寺)は気にする必要はありません。 2通りの経路で運行されていますが所要時間に大きな差はありませんので。
- (中級者向け)周船寺経由より横浜経由を好む人あり。特に帰り。
- 乗る際に整理券を取ることができますが、駅から九大までは最大料金(200円)を乗車するので整理券を取らない人も多いです。料金はバスを降りるときに払います。なお、バスは中乗り前降りです。
バスを降りてから数理まで
- 地図の28番の建物が数理です。
- 方法1:「九大工学部前」バス停でバスを降りてください。終点である場合もありますが、終点でない場合もあります。
- 方法2:ひとつ手前のバス停が「九大ビッグオレンジ前」です。
- 方法2(初心者向け):「ビッグオレンジ前」でバスを降りたら、バスの行くのと同じ方向(=西)に歩道を進み、「数理棟」の矢印の看板を左折(=南へ)すると、階段を上がった正面の5階建ての建物が数理棟です。方法1よりはやや道のりが長く、上り坂になりますが、中間点に案内板があるため、簡明です。
- 方法1(初心者向け):「工学部前」でバスを降りたら左折し、バスの進行方向に直交する方向(=南)へ進みます。10階建ての壁のような建物をくぐったら 更に左折して建物沿いにまっすぐ(=東へ)進んでください。 左手に10階建ての建物、右手に低層の講義棟の間を進みます。 まっすぐですが但し階段を降りますので 垂直方向は下がります。 左手側に沿っている10階建ての建物が途切れるあたりで 正面に見える3階建ての建物が図書館、 その右側に隣接している5階建ての 建物が数理棟です。休日も使えるルートであり、上り坂がなく、距離も方法2よりは短めです。
- 方法1’(中級者向け)工学部バス停から上下せずに図書館前にいく経路が建物内にあります。 バス停からはEN30、EN31 の西脇を通過して建物に入ります。あまりわかりやすくはないので、伊都キャンパス初心者向けではありません。 雨のとき、強風のときには早めに建物内に入れるため便利です。
- 方法1’’(上級者向け)さらに近く、昇らず、かつ廃棄物の前を経由しない道があります。バス停からすぐに東へ進み、HY30の西、HY30の南、EN20の西、EN30の北、EN30の東を順次通り、工学部棟に途中から入ります。最短かつ上下動がほとんどない道ですが、さらに分かりづらいです。
数理棟の説明
- 数理棟の入り口を入るとすぐに階段、引き続きエレベータがあります。
- セミナー室などは3階に上がり、階段横の渡り廊下をわたった図書館棟の3階で行われることがほとんどです。
- 数理棟の説明
切符、料金
- 最も基本的な方法:地下鉄は現金で券売機でJR九大学研都市駅までの切符を買う、昭和バスは硬貨で200円を降りるときに箱に入れる。
- IC カードの利用:スイカ、すごか、にもか、はやかけんは、相互に利用できます。この事実の系として、福岡市営地下鉄(はやかけん)、JR九州(すごか)、バス(にもか)のすべてを「スイカで利用可能」です。
- 注意点:f カード(自動改札機投入式の磁気カード)は地下鉄でしか使えません。したがって、f カードで乗車して JR 学研都市駅で下りようとすると、有人改札で手続きが必要な上、次回乗車のときも手続きが必要です。したがって、初心者にはfカードはお勧めしません。
- 「伊都キャンパス回数券」10枚綴り、5000円、3ヶ月有効、バラバラに使用可。地下鉄+JR+昭和バスの乗り継ぎ片道券です。発売場所は、JR 筑肥線のみどりの窓口や地下鉄の定期券売り場、学研都市駅のバスの案内所、九大生協購買で買うことができます。鉄道の自動改札に投入できます。伊都キャンパスから街中へ向かうときは、バスを降りるときに運転手に切符を提示し、運転手が切符にスタンプを押します(複数回不正利用の防止のため)。間違えて、箱に投入すると大損です(数学の話が弾んでいるとしばしば起こる災難です。)。逆方向、街中から伊都キャンパスへ向かうときは、降りるときに料金箱に切符を入れます。
補足:タクシー、徒歩
- バスの乏しい時間、あるいは急ぐ場合のためにタクシー情報を書いておきます。九大学研都市駅から数理棟までのタクシーは1650円程度。 周船寺駅から数理棟までのタクシーは1500円程度。
- 九大学研都市駅あるいは周船寺駅からキャンパスまでは歩くと1時間ぐらいの距離です。キャンパス付近の昇り坂を除き、ずっと平坦な道です。