#contents 2008-10-22 (水) 07:32:31に最終更新しました。 *授業時間、場所 [#r21f6be2] -工学部機械航空 (S1-27) 木曜日3限 410号室 -芸術工学部環境設計 (S1-29) 木曜日4限 410号室 *教科書 [#se4a7137] この授業は次の教科書に沿って進められます。特に講義に伴う演習は教科書の問や練習問題を中心に行います。 数学基礎コースH 2~ [[微分積分概論:http://www.saiensu.co.jp/?page=book_details&ISBN=ISBN978-4-7819-0873-1&YEAR=1998]]~ 越 昭三(北海道工業大学教授) 監修~ 高橋泰嗣(岡山県立大学教授)~ 加藤幹雄(九州工業大学教授) 著 *授業の進め方、演習について [#b6296128] +毎回授業の最初に''演習''をします。 ++前回の授業のときにそれぞれの演習問題の解答者を指名しておきます。指名された人は授業時間が始まるまでに黒板に解答を書いておいてください。教科書の巻末にある解答を写すのではなく、自分の理解を反映して自身の言葉で書いてください。それが自分のためにもクラスメートのためにも大切です。 ++黒板の解答に沿って、理解すべき点や解答で書くべきことを私が説明します。なるべくきちんとした解答が黒板に残るように朱筆を加えますが、説明の方もよく聞いてください。 ++なお、再履修の方は学期半ばまで履修者名簿に名前がないため、こちらから指名するのは難しいです。積極的に自分から名乗り出て演習を解くようにしてください。 +続いて講義を行います。講義では ++基本的な概念 (定義) の説明。 ++それらの概念の満たす性質 (命題、定理など)。 ++それらの性質を使って計算する方法 (例題) の解説。~ についてお話しします。ときどき命題や定理の証明もしますが、それは内容をよりよく理解して使えるようになってもらうためで、証明を覚える必要は特にありません。 +最後に次回の演習の解答者を決めます。基本的にはこの問題を解きたいと立候補してもらいたいのですが、だれも名乗りでないときにはこちらで指名します。演習では主に教科書の問や章末問題を解いてもらいます。 +いうまでもなく数学は自分で考えて練習問題を解くことで理解していく科目です。毎回の練習問題は解答者だけでなく履修者全員の宿題です。1時間やそこらで解ける量ですから、必ず授業があったその日のうちに解いて、習った内容を理解しておきましょう。一人では解けないときには皆で相談し、助け合って問題を解くことも大切な演習の目的です。 *授業予定 [#e5ed1400] -神無月 --2日 不定積分 宿題:3章 問2, 3, 4, 5, 7 ---連絡事項 ---原始関数の定義 ---不定積分の計算法 (基本的な公式、置換積分、部分積分と漸化式) --9日 不定積分 (その2) 宿題:3章 問8, 9, 10, 11, 12 ---不定積分の計算法 (有理式、三角関数の有理式、無理関数の1例、二次無理関数 --16日 定積分 宿題:3章 問13, 14, 16, 17, 3章末問題 [A] 1. (1)-(9), 2. ---二項積分 ---定積分の定義、連続関数は可積分 ---定積分の性質 (線型性、区間についての加法性、正値性) ---積分の平均値の定理、微積分額の基本定理 --&color(#006699){23日 広義積分}; --&color(#006699){30日 積分の応用}; -霜月 --&color(#006699){6日 2変数関数の極限}; --&color(red){13日 中間試験}; --&color(blue){20日 九大祭で授業なし}; --&color(blue){27日 出張のため授業なし}; -師走 --&color(#006699){4日 偏微分と全微分}; --&color(#006699){11日 接平面、合成函数の偏微分}; --&color(#006699){18日 偏微分の応用}; -睦月 --&color(#006699){8日 微分方程式の初歩}; --&color(blue){15日 センター入試準備のため授業なし}; --&color(#006699){22日 復習と演習}; --&color(blue){29日 試験期間中のため授業なし。}; -如月 --&color(red){5日 期末試験}; *成績評価について [#i717d422] 成績は中間、期末テストの結果と演習を総合的に判断して行います。